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2021-10-18
128.区域整備計画と楽観性バイアス
楽観性バイアス(OptimisticBias)とは否定的な事象等おこるわけがないと信じ込んでしまう認識上のバイアスをいい、非現実的楽観主義、比較楽観主義ともいわれている。例えばコロナ等自分は絶対かか…
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2021-10-11
127.IR:事業者提案公募の在り方
民間事業者による提案公募の良い所は、民間の創意工夫や自由な発想が十二分に発揮され、公的主体では思いもしない大胆な発想や仕掛け・仕組みが提案されることにある。特に競争環境でこれを行った場合、そのメリット…
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2021-10-04
126.都道府県等の区域整備計画案:どう評価されるのか?
都道府県等による区域整備計画は上限3つが認定されることが法定されている。一方、事業者を選定し、区域整備計画申請を意図して、周到な準備をしている都道府県等は当面3つのみだ。4つあれば競合状態になってしま…
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2021-09-27
125.日本のIR政策は失敗か? ④競争脱落要因
8月22日に行われた横浜市長選挙の結果として、IRの横浜誘致は消え、競争市場から横浜市は脱落することになった。既に公募実施中で、事業者選定の最終段階にあったこと、日本最大の地方自治体において、地点とし…
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2021-09-20
124.日本のIR政策は失敗か? ③制度の硬直性と参入障壁
規制者と規制を受ける許諾民間設置運営事業者(カジノ事業者)との関係はどうあるべきかという課題は既に指摘されているが、今後とも継続的に議論の対象になりそうである。現状は規制当局であるカジノ管理委員会が創…
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2021-09-13
123.日本のIR政策は失敗か? ②事業者投資意欲の変化
「日本の制度や行政の慣行は何年日本にいても解かり難い。毎回新たな発見だ。」とは既にかなり長い間に亘り日本におけるIRの開発を担ってきた外資系カジノ事業者幹部の発言である。しっかりとした弁護士やコンサル…
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2021-09-06
122.日本のIR政策は失敗か? ①投資環境の変化
IR推進法制定が制定されたのは2016年12月である。その後IR整備法が制定され、今日に至っているが、6年を経過しようやく制度の大枠は固まったが、何処で、誰がIRを実現するのかはまだ決まっていない。こ…
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2021-09-01
121.横浜市のIR誘致脱落が示すものは?
8月22日横浜市市長選は立憲民主党支援の候補が大きな差をつけて大方の予想通り楽勝し、これにより横浜IRの可能性はなくなり、大山鳴動して鼠一匹動かずという事態になってしまった。この事情は沖縄県の場合と類…
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2021-08-30
120.IRにおける政治リスク ⑥政治リスクの現代的な在り方
一般的な政治リスクとは戦争、内乱、暴動や公権力による資産の接収、収容、土地の利用や許認可等の取り消しや更新拒否、恣意的な法令変更等になる。広義の意味では、公的な契約主体による違法行為や一方的契約解除等…
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2021-08-25
119.IRにおける政治リスク ⑤住民請願と首長リコール
賭博行為の是非は如何なる国にあっても、住民による反対の対象になりやすい。社会的不安や風紀・治安の乱れをもたらし、反社勢力の関与や犯罪の増加、未成年に対する悪影響、依存症の増大等国民の心に訴える感情的な…
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