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2021-07-19
107.IR:10条問題 ③背景
10条問題を外国の報道機関、あるいは一部外資投資家は、あまりにも短いライセンス期間であり、巨額の投資をして、この期間内に投資を回収することは不可能という強い意見を表明した。区域認定とカジノ免許という二…
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2021-07-14
106.IR:10条問題 ②経緯
法律とは一端できてしまうと、普通の国民にとり、その経緯等は全く感心がなくなってしまう。この結果、第三者が後づけの論理や推測で評論したり、評価したりし、あたかもそれが事実であったかの論評をすることもある…
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2021-07-14
105.IR:10条問題 ①問題の所在
カジノ免許の有効期間は3年で、以後3年おきに認定設置運営事業者がカジノ管理委員会に対する更新申請・更新という手続きを経る(法第43条)。一方区域認定は国土交通大臣による都道府県等に対する行政処分となり…
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2021-07-05
104.都道府県等による事業者誘致戦略
公的主体(都道府県等)が民間事業者による投資誘致を図る場合、相応の戦略が必要だ。民間のリスク、民間の資金で一定の開発行為を実践することが前提となる場合、投資誘致の要件やハードルが高すぎれば、そもそも事…
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2021-06-30
103.都道府県等によるインフラ負担金等要求施策
IRは数十ヘクタール以上の用地に、多数の集客を可能にする巨大施設群を建設する一大再開発事業の如きものだ。万単位の人が常時働き、毎日かなりの顧客が来場することが想定される新たな街づくりに近い。かかる開発…
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2021-06-28
102.都道府県等によるIR事業計画評価 ②楽観的バイアス
交通関係公共事業投資の分野で、事業実施判断の前提となる交通量予測評価は極めて重要な市場予測評価になる。ところが、過去あらゆる国の具体的事例でも、供用開始段階になって初めて、当初の交通量予測と実際の交通…
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2021-06-23
101.都道府県等による事業計画評価 ①実行性、実現可能性
都道府県等が提案公募(RFP)により民間事業者から提案を募るIRとは、都道府県等にとり財政支出を伴わない事業提案の競争的公募とでも言える内容になる。勿論自由な提案ともいえず、国が定めたIR整備法・関連…
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2021-06-21
100.都道府県等による事業者選定評価
都道府県等がIR事業者を選定する方法は、制度上は設計コンペと同様となる公募プロポーザル方式になる。公的主体は一定の公募上の枠組みや要件を提示するが、これに基づき如何なる提案をするか、その提案に如何なる…
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2021-06-16
99.都道府県等による事業者適格性審査
国土交通大臣が定めた基本方針(3公募及び選定(2)選定基準及び選定手続き(カ))は都道府県等が事業者を選定する際に、「カジノ免許の基準を踏まえ、可能な範囲で民間事業者の適格性につき確認を行うことが必要…
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2021-06-14
98.意見公募手続き(パブリックコメント)の在り方
行政手続法第35条は「命令等制定機関は、命令等を定めようとする場合には、当該命令等の案及びこれに関連する資料をあらかじめ公示し意見の提出先及び意見の提出のための期間を定めて広く一般の意見を求めなければ…
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