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2023-09-25
227.合法サイトと違法サイトとの奇妙な共存(1)
米国では2018年米国最高裁の意見書により1992年連邦PASPA法(プロアマスポーツ保護法)は連邦憲法違反と指摘され、以後、スポーツブッキングを認めるか認めないかは各州の判断事項になった。一方旧態依…
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2023-09-18
226.学生アスリートによる内部通報制度
もし大学スポーツが賭け事の対象となる場合には、当該スポーツ試合はスポーツ試合をシステム的にモニタリングするモニタリング専門企業にとっても重要な監視対象となる。事実、スポーツブッキング事業者や大学スポー…
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2023-09-11
225.スポーツ関係者の不正はどう防止できるのか?
スポーツ行為におけるいかさま、八百長等の不正行為とは何らかの要因・理由をトリガーとして、選手・監督・コーチ、関係者等が引き起こす行為になる。ここに金銭的報酬が絡むこともあれば、非金銭的な理由により生じ…
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2023-09-04
224.デジタル時代の外部からの不正行為
デジタル技術のスポーツブッキングへの導入は飛躍的にスポーツブッキングを身近なものにさせたという効果をもたらしている。今やだれもがスマフォを何処にでも持ち歩く時代だ。スマフォを開けて登録したサイトにアク…
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2023-08-28
223.大学とスポーツブッキング業界との関係
米国ではフットボールやバスケット等の大学学生スポーツ試合の人気は高く、この試合の帰結や推移を賭博の対象にするスポーツブックの人気も高い。一方大学生の中には賭博行為への参加が禁止されている21歳以下の学…
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2023-08-21
222.米国大学スポーツブック不祥事(2)
アラバマ大学事案から二週間もたっていない時点で今度はアイオワ大学・アイオワ州立大学の学生による賭博スキャンダルが露呈してしまった。問題が発覚したのはアイオワ州賭博規制機関からの連絡だが、何とこの規制機…
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2023-08-14
221.米国大学スポーツブック不祥事(1)
米国の話だが学生スポーツ選手ではなく、NCAA(全米大学体育協会)傘下の大学野球部のヘッドコーチが絡むスポーツブッキング不祥事が本年春に生じてしまった。問題となったのはアラバマ州立大学野球部Crims…
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2023-08-07
220.スポーツブッキング・NCAA賭博関連内規改訂
米国において大学スポーツを統括する全米大学体育協会(NCAA)は定期的に傘下大学の学生を対象に大がかりなアンケート調査を実施している。大学スポーツの振興、認知度向上、学生意識・動向調査等を実施すること…
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2023-07-31
219.マネーロンダリング・テロ資金対策(AML/CTF)(4)
マネロン・テロ資金対策(AML/CTF)規制の大枠はFATF関連の推奨事項やこれに伴い各国で制度化された制度・規制により、先進各国では類似的な制度や慣行が根付きつつあるのが現実だろう。我が国のマネロン…
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2023-07-24
218.マネーロンダリング・テロ資金対策(AML/CTF)(3)
国際機関であるFATF(FinancialActionTaskForce)はAML/CTF対策として、関連しうる当事者がとるべき対策等を共通的規範やガイドライン指針として推奨している。この共通的…
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