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2024-02-12
247.スポーツブッキング 顧客誘引施策と規制④Inducement規制
Inducement(顧客誘引)とは一般的に賭博行為に参加するように顧客に推奨したり、顧客を誘導したりするあらゆる事業者によるオッファーを総称する意味合いがある用語である。具体的にはフリーベットやボー…
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2024-02-05
246.スポーツブッキング 顧客誘引施策と規制③Free Bet規制
事業者にとってのFreeBetの目的とは、①ブランドを顧客に認知してもらい、顧客のベースを広げること、②一端顧客となった場合、顧客のローヤリテイを維持する手段となること、③有望な顧客のデータ・個人情…
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2024-01-29
245.スポーツブッキング 顧客誘引施策と規制②Free Betとは?
米国系スポーツブッキング事業者のオンラインサイトを覗くと、「今始めれば$1000のリスク・フリー・ベッド(RiskFreeBet)をプレゼント!」等何とも過激かつ気前のよさそうな広告をあちこちで見…
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2024-01-22
244.スポーツブッキング 顧客誘引施策と規制①対顧客誘引施策とは?
商品としてのカジノやスポーツブック等のサービスは、異なる事業者が競争し、提供しあっても、商品自体を差別化して競うということはまず難しい。サービスに関わるルールも提供の在り方も規制の下にあり、全く同一だ…
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2024-01-15
243.スポーツブッキング 公租公課⑧名目税率と実効税率(2)
スポーツブッキングに関する新しい市場が創出される場合、如何に沢山の顧客を囲い込むことができるかが、事業者にとっての競争上の要点になってしまう。米国では税法上の控除があるかないかは別として、全ての州にお…
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2024-01-08
242.スポーツブッキング 公租公課⑦名目税率と実効税率(1)
スポーツブッキングの課税対象は原則事業者の粗収益(GrossGamingRevenue,GGR~顧客総賭け金‐Handle‐より顧客勝ち分を差し引いた額)になることが通例である。これはカジノの場…
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2024-01-01
241.スポーツブッキング 公租公課⑥課税手法(Point of Consumption Charges POCC)
ニュージーランドの課税手法は考え方が独自で特筆に値する。若干議論が離れてしまうが、以下考察してみたい。ニュージーランドも制度的枠組みとしてはオーストラリアに類似している。同国ではインターネットを利用…
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2023-12-25
240.スポーツブッキング 公租公課⑤課税手法(Point of Consumption課税POCT)
通常賭博行為に対する課税行為は、物理的な賭博サービスを提供する施設があることを前提に、サービスが提供される地点(PlaceofSupplyBase)に着目し、制度、規制、課税体系を考える。ところ…
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2023-12-18
239.スポーツブッキング 公租公課④課税手法(Gross Handle課税)
一方、粗収益(GGR)に対する課税ではなく、顧客が賭け金を賭ける毎に、その賭け金に対し、毎回税を徴収するという考え方もある。即ち、顧客総賭け金額(GrossHandle)を課税対象にするわけだ。付加…
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2023-12-11
238.スポーツブッキング 公租公課③課税手法(GGR課税)
スポーツブッキングングに関わる事業者の施行収益に対する課税対象額に関しては粗収益(GGRGrossGamingRevenueあるいはGWRGrossWageringRevenueということ…
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